とりあえず、13星座(神話編)2

話の内容が、似ているので分類をしているので、生まれ月順にはなってません。
生まれ月順に読みたい人は、↓の表からクリックしてください

牡羊座牡牛座双子座蟹座 獅子座乙女座天秤座
蠍座蛇使い座射手座山羊座水瓶座魚座


ミッション2:『ヘラクレスの殺人(?)事件』(蟹座、獅子座、射手座)
ヘラクレスは、ゼウスとアルクメネの間にできた子供です。
ただし、ヘラの嫉妬によってとてつもなく悲劇的な人生を歩まされることになるのですが・・・
そして、最後には非業の死を遂げるという・・・
そんな彼がヘラの陰謀で狂わされて妻子を殺したために科せられた、「12の功業」での犠牲者(?)たちです
ちなみに・・・この「12の功業」本来なら10のハズだったんだけど・・・「お前、ずるしただろう」といちゃもん付けられて2つ無効にされてしまったために12に増えたという代物だったりします。

獅子座 〜人食い獅子殺害事件〜

ミケーネ国の王エウリュステウスは悩む。「いかにして、従兄弟を殺してくれよう
従兄弟のヘラクレスは、さすがはゼウスの血を引いているだけあって、人望も能力も、自分よりはるかに上なのである。
ヘラ様のお陰で、自分がミケーネ国の王になれたはものの(ヘラ的には、ヘラクレスが王にならなければ後釜は誰でもよかったのだが)、従兄弟ヘラクレスはいつ自分の王の地位を脅かすか分かったもんじゃないからな。
せっかくの「10の功業」の任命権、これを利用すれば、にくきあの、ヘラクレスを退治できるはずである
これの機会を生かさなければ、男が廃る。やっぱり、ヘラ様々である。<既に、廃ってるけど

なになに??ネミアの森で、人食い獅子が暴れているだと??
これはしめしめ。人食い獅子の元に使わそう。そうすれば、ヘラクレスとて、生きて帰ってはこれまい。
運良く倒したら、それはそれで都合のいい話だしな。

かくして・・・ヘラクレスは、ネミアの森の人食い獅子を退治しに行くことになるのである。

現地にたどり着いた、ヘラクレス。実は何気に接近戦用武器を持ってきていなかった(爆)
ネミアの森に向かうに当たり、さすがの彼も素手で戦いを挑むのはちと気が引けた。
何か手ごろな武器はないか・・・辺りを探すと、そこにはちょうどいい具合に樫の木が

メリメリ(樫の木を引き抜く音)
ぱきぱき(根や枝を取り除く音)
ぶんぶん(ためしに振り回してみる音)

うむ、これでいいだろう。即席棍棒の出来上がりである<樫の木1本、枝&根を取り除いただけのものである

そして、人食い獅子との対決が始まる・・・

〜ヘラクレスvs人食い獅子〜

ヘラクレスの弓による先制攻撃!
ヘラクレスは、太矢を放った! (武器特性:矢尻に鉤をつけた 基本攻撃力:石壁に三フィートめり込ませること可)
  →人食い獅子は、その厚い面の皮で、攻撃をはじいた (ダメージ:0)

ヘラクレスの棍棒による攻撃!
ヘラクレスは、棍棒で人食い獅子をたたきつけた! (武器特性:木1本丸ごとの即席武器 基本攻撃力:ご想像にお任せします)
  →攻撃は、人食い獅子にクリティカルヒットした
    →人食い獅子は、その厚い面の皮で、攻撃をはじいた (ダメージ:0)

迫り来る猛獣。武器は全て効かない・・・・さて、どうしたらいいものか・・・・と悩む時間もないな。
そして、ヘラクレスは武器を全て捨てて人食い獅子を迎え撃つ

ヘラクレスによる素手での攻撃!
ヘラクレスは、その素手で人食い獅子の首を締め上げた!! (武器特性:なし 基本攻撃力:怪力であることは確か)
  →組み手で、首を絞めることに成功。更に力を加えて行く
    →さすがの獅子もこれは苦しい!

人食い獅子による反撃!
人食い獅子は、ヘラクレスをその鋭い爪で引っかいた! (武器特性:鋭い 基本攻撃力:不明)
  →ヘラクレスの体から血がにじみ始めた!!
    →しかしヘラクレスの首絞めの力を弱めることは出来なかった。


かくして・・・必死の抵抗もむなしく、人食い獅子はヘラクレスによって絞殺されたのであった。

作戦終了(残り:9)手に入れたアイテム
小刀獅子の牙より作成。
矢尻獅子の鉤爪より作成
獅子の皮より作成 (基本防御力:太矢などをはじき返せる)

こうして・・・人食い獅子は退治され、ネメアの谷には平和が戻った。ヘラクレスの武勇は広まり・・・そしてヘラクレス殺害計画は振り出しに戻ったのであった。
この人食い獅子が後にヘラクレスの武勇を称えるものとして星座になったのが、獅子座なのである。


蟹座 〜ヒュドラ&大蟹殺害事件〜

ミケーネ国の王エウリュステウスは悩む。「いかにして、従兄弟を殺してくれよう
前回の作戦、「人食い獅子殺害指令」では、ヘラクレスを殺すことはできなかったからな。
しかも、この件で、ヘラクレスの知名度と人望が上がってしまったではないか。
まあ、人食い獅子がいなくなったお陰で、クレームもなくなったし、住民税も増えたから、ありがたいんだが・・・
さて、次はどうしてくれようか

なになに??レルネでヒュドラが暴れてるとな??
これはしめしめ・・・さすがのヘラクレスもヒュドラ相手ならば倒されてくれるだろう。
運良く倒したら、それはそれで都合のいい話だしな。

かくして・・・ヘラクレスはレルネヘヒュドラを退治しに行くことになるのであった。
今回はお供に甥のイオラコスを連れて行く。
武器は、前回手に入れた棍棒と獅子の爪の矢尻の矢である。

村の人から今回の敵、ヒュドラについての基本情報をとりあえずGET。

ヒュドラ(HP?)
  生息地:レネアにあるアニュモネの井戸の近くの沼地
  生態:巨大な体に九つの頭を持つ水蛇
  注意すべき点:体を流れる血や吐く息には猛毒が含まれる

・・・・こんな感じである。

そしてヒュドラとの戦いが始まる・・・

〜ヘラクレス&イオラコスvsヒュドラ〜

ヒュドラの威嚇攻撃!(しゃ〜っ)
ヒドラは毒の息を吐きかけた(基本攻撃力:猛毒)
  →ヘラクレスたちは毒の息を避けて、ヒュドラに近づいた

ヘラクレスの棍棒による攻撃!
ヘラクレスは棍棒をヒュドラの頭にたたきつけた。
  →攻撃はヒュドラの頭にクリティカルヒットした
    →ヒュドラの頭をひとつ叩き潰すことに成功した
      →ヒュドラの頭が2つに増えて復活した。

ヘラクレスの棍棒による攻撃!
ヘラクレスは棍棒をヒュドラの頭にたたきつけた。
  →攻撃はヒュドラの頭にクリティカルヒットした
    →ヒュドラの頭をひとつ叩き潰すことに成功した
      →ヒュドラの頭が2つに増えて復活した。

ヘラクレスの棍棒による攻撃!
ヘラクレスは棍棒をヒュドラの頭にたたきつけた。
  →攻撃はヒュドラの頭にクリティカルヒットした
    →ヒュドラの頭をひとつ叩き潰すことに成功した
      →ヒュドラの頭が2つに増えて復活した。

(以下略)

・・・・・

いくら叩き潰しても叩き潰しても、頭の数は増えるばかり。相手を倒すどころかどんどんパワーアップしていきます

ヘラクレス「このやろ〜っ。全部叩き潰してやる!!」(男の意地を見せて、頭をひたすら叩き潰す)<これっていわゆる・・・(^^;
イオラコス(隣でヒュドラの攻撃を避けつつ考える)


そんな状況の中、「友達(=ヒュドラ)のピンチだ助っ人いたす」と、大蟹がヘラクレスに襲い掛かろうと、巨大なはさみを持ち上げて迫り来ます。

大蟹によるはさみによる攻げ・・・

「ぐしゃっ」<大蟹がつぶれる音

憐れ大蟹君。友達の助っ人をする前に、ヘラクレスによって踏み潰されてしまいます

ヘラクレス「何か変なものを踏んだ感じが・・・」(ヒュドラの頭を叩き潰しながら)
イオラコス「そんなことはどうでもいいでしょ?叔父さん。それよりも、目の前のヒュドラを何とかしないと」(真剣に悩む)

大蟹君、ヘラクレスたちの眼中にすら入っていないどうでもいい存在になっています。<ここまで来ると哀愁が・・・


そして、いい加減ヘラクレスも辟易してきた頃。やっとイオラコスは妙案を思いつきます。
イオラコス「叔父さん叔父さん」
ヘラクレス「なんだ?いい案でも思いついたか??」(うんざりしながら)
イオラコス「多分、これなら大丈夫かと」

イオラコスは、落ちていた木の枝に火をつけたいまつを作る。そして・・・

ヘラクレスの棍棒による攻撃!
ヘラクレスは棍棒をヒュドラの頭にたたきつけた。
  →攻撃はヒュドラの頭にクリティカルヒットした
    →ヒュドラの頭をひとつ叩き潰すことに成功した

すかさず、イオラコスのたいまつによる攻撃。
イオラコスはたいまつで切り落とされた首を焼いた
  →ヒュドラの頭は再生できなくなった!!

かくして、ヘラクレスとイオラコスのコンビネーション技によって、ヒュドラはどんどんと首を失っていくのであった。

そしてラストの中央の大きな1本。この不死身の1本をどう始末するか・・・イオラコスは悩みます。

ヘラクレス「悩まなくてもいいだろう」
イオラコス「でも、おじさん、この首は不死身なんですよ??」
ヘラクレス「まあ、みてろって」

ヘラクレスは、ヒュドラの最後の首を切り落とすと、地中深くに埋め、大きな石で封印したのであった。<思いっきり力技

かくして、イオラコスの頭脳とヘラクレスの怪力によって、ヒュドラは地下に封印されたのであった。

作戦終了(残り:8)手に入れたアイテム
毒矢*自分の持っている矢をヒュドラの血にひたしたもの

こうして・・・ヒュドラは退治され、レルネの谷に平和が戻った。ヘラクレスの武勇は広まり・・・そしてヘラクレス殺害計画は振り出しに戻ったのであった
このヒュドラと大蟹が後にヘラクレスの武勇を称えるものとして星座になったのが、へび座と蟹座なのである。<大蟹何もしなかったけど



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